Shopify料金まとめ|あなたにぴったりのプランがすぐわかる!
「Shopify の月額料金って実際いくらかかるの?」
「プランごとの違いを知りたい…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
こんにちは、Shopify エキスパートのAiriです。
この記事では、2025 年最新の Shopify 料金プラン を、日本円と米ドルの両方でわかりやすくご紹介します。
各プランの違いやビジネス規模に応じた選び方、見落としがちな “隠れコスト” まで解説していますので、「自分にぴったりのプランはどれ?」 という疑問がスッキリ解消されるはずです。
2025年版料金表〈円/ドル両建て〉
プラン | 年払い月額 (円) | 年払い月額 (USD) | スタッフ追加 | オンライン決済手数料* |
---|---|---|---|---|
Starter | – | $5 | 0 (オーナーのみ) | 5 % |
Basic | 3,650 円 | $29 | 0 (オーナーのみ) | 3.55 % |
Grow | 10,100 円 | $79 | 5 人まで | 3.4 % |
Advanced | 44,000 円 | $299 | 15 人まで | 3.25 % |
Plus | 2,300 USD〜 | 2,300 USD〜 | 無制限 | 個別見積 |
※Shopify ペイメント利用時。外部決済は別途 0.6〜2 % が上乗せされます。
※Starterは、750円/月から始められます。
※最初の 3 か月は 150 円/1 USDで試せるキャンペーンも実施中。
プラン別 “早見チャート” — ひと目で分かる特徴
プラン | 主な用途 | ここがポイント |
---|---|---|
Starter | SNS・リンク販売に特化 | スタッフ追加不可/テーマ固定で極シンプル |
Basic | 小規模 EC の標準 | オンラインストア開設に必要な機能が一式。スタッフ追加は不可なのでオーナー 1 人運用向け |
Grow | 少人数チーム運営 | スタッフ 5 人・詳細レポート・手数料優遇でコスパ良好 |
Advanced | 中規模以上 | スタッフ 15 人・関税/送料自動計算・カスタムレポート対応 |
Plus | 大規模/B2B・越境 | 無制限スタッフ/独自チェックアウト/マルチストア |
ビジネス規模 × 目的から選ぶおすすめプラン
シチュエーション | 推奨プラン | 理由 |
---|---|---|
個人〜2 名/月商 150 万円未満 | Basic | 必要機能が揃い最安。スタッフ権限追加が不要なら十分 |
3〜5 名/月商 150〜800 万円 | Grow | スタッフ 5 人+手数料差で月 6 万円以上削減も可能 |
6 名以上/月商 800 万円超 | Advanced | 関税計算と詳細レポートで業務を効率化 |
複数ブランド展開・B2B・越境強化 | Plus | 無制限スタッフ/独自チェックアウト/マルチストア |
目安として、BasicプランからGrowプランに切り替えるタイミングは「月の売上が250万円ほどになった頃」がひとつの基準です。
このくらいの売上になると、Growプランのほうが決済手数料が安くなるため、その差額だけで月額料金のアップ分をカバーできることが多いです。
見落としがちな “隠れコスト”に注意!
Shopifyを運用するうえで、月額プラン以外にも思わぬ費用が発生することがあります。以下のポイントをあらかじめ把握しておくことで、無駄な出費を防ぐことができます。
有料アプリやテーマの料金
必要な機能を追加するためにアプリやテーマを導入すると、月額10〜300ドルほどの費用がかかる場合があります。複数のアプリを併用する際は、機能が重複していないかを確認しましょう。
外部決済を利用した場合の手数料
Shopifyペイメント以外(たとえばPayPalなど)を使うと、プランによっては追加の手数料が発生します。とくにBasicプランでは割高になるため注意が必要です。
為替の影響による価格差
アプリの中には米ドル建てで請求されるものもあり、為替レートの変動によって月ごとの支払額が変わることがあります。円建てアプリとの混在にも注意が必要です。
スタッフを追加できないことによる非効率化
Basicプランではスタッフアカウントを追加できないため、複数人での運営時にアカウントの共有が必要になります。これにより管理の手間や情報の整理に支障が出ることがあります。
コストをおさえるための6つのポイント
1. 長く使うなら「年払い」で割引を活用
年払いにすることで、最大25%の割引が適用され、長期的なコストを大きく抑えることができます。
2. 決済手数料を減らすなら「Shopify ペイメント」に集約
Shopify ペイメントを使うことで、外部決済(PayPalなど)にかかる追加手数料を回避できます。
3. 売上レポートは代用
高度な分析が不要な場合は、BasicプランにGoogleアナリティクス(GA4)を組み合わせれば十分なデータが得られます。
4. アプリは「重複チェック」で厳選
便利そうだからといってアプリを入れすぎると無駄な費用がかさみます。定期的に機能が重複していないか見直しましょう。
5. チーム運用なら「早めのGrowプラン移行」を検討
スタッフの追加が必要になったら、Basicのままだと運用が煩雑になるため、早めにGrowへの切り替えがおすすめです。
6. セール時は「一時的な上位プラン」も有効
一年を通じてずっと上位プランにする必要はありません。大きなイベントやセール時だけ一時的にアップグレードするのも賢い方法です。
プラン変更 Q&A
Q. 途中でプランを変えたら請求は?
A. 即時反映。残日数分は自動で日割り調整されます。
Q. Basic でスタッフは絶対追加できない?
A. はい。POS 専用スタッフは無制限ですが、管理画面アクセスには Grow 以上が必要です。
Q. ダウングレードでデータは消える?
A. 商品・テーマは残りますが、上位専用レポート等は閲覧不可になります。
Q. 返金はある?
A. Plus を除き日割り返金なし。月末タイミングでの変更がおすすめです。
まとめ
小規模なビジネスや個人での運営であれば、Basicプランで必要な機能はひと通りそろっているため、十分に対応できます。
ただし、スタッフアカウントの追加はできないため、1人での運用が前提となります。
一方で、月の売上が250万円を超えてきたり、スタッフが3人以上いるような体制であれば、Growプランへの切り替えを検討するとコスト面・運用面の両方で効率的です。
さらに、海外販売(越境EC)や法人向け販売(B2B)などを強化したい場合は、AdvancedプランやPlusプランの方が、投資に見合う効果が期待できます。