【2025年最新】Shopify複数ストアの料金ガイド|Plusとの違いも解説
「ストアを増やして売上を伸ばしたい」
「海外向けに別サイトを作りたい」
そんなお悩みはありませんか?
こんにちは、ShopifyエキスパートのAiriです。
この記事では、Shopifyで複数ストアを運営する際の料金体系やメリット、Plusとの違いをわかりやすく解説します。
「結局、いくらかかるの?」「何店舗まで持てるの?」といった疑問も一気に解消できる内容です。
複数ストアを持つ2つの方法
方法①:ストアごとに個別プランで契約する
BasicやGrow、Advancedといった通常プランをストアごとに契約する方法です。
それぞれ独立したストアとして月額料金や決済手数料、アプリ代などがかかります。
コストは増えますが、小規模から段階的に始められるのがメリットです。
方法②:Shopify Plusで最大10ストアまで定額
Shopify Plus($2,300/月〜)を契約すれば、メインストア+9つの「拡張ストア」を追加料金なしで持つことができます。
さらに、11店舗目以降は1ストアあたり$250/月で追加可能。ブランド展開や海外向けに最適な方法です。
料金比較で見るベストな選択肢
月額・決済手数料の比較表
プラン | 月額 | Shopify Payments | 外部決済手数料 |
---|---|---|---|
Basic | $39 | 3.55% | 2.0% |
Grow | $105 | 3.40% | 1.0% |
Advanced | $399 | 3.25% | 0.6% |
Plus | $2,300〜 | 地域による | 0.2% |
※日本向けストアの場合。(2025年5月時点)
※料金は年払い割引・キャンペーン適用前の目安です。
隠れコストにも注意
- アプリ代:各ストアごとに課金が必要なアプリもあり
- スタッフID追加:Basicは2名まで、Growは5名まで
- 多言語・多通貨:Markets Proや翻訳アプリの追加費用が発生
- 物流連携:システム接続や在庫管理ツールの設定費
複数ストア戦略の6つのメリット
- ターゲット別に分けられる:顧客層ごとにUI/UXを最適化
- ブランドごとに表現を変えられる:価格やデザインを柔軟に管理
- 言語・通貨を個別対応:海外ユーザーにスムーズな購入体験
- 異なる施策を同時に検証:A/Bテストのように戦略を比較可能
- トラブルの影響を限定:一部障害でも他ストアには影響なし
- 法規制対応がしやすい:国別に税制や法律に合わせやすい
追加ストアの開設手順
- Shopify管理画面の右上「ストア名」をクリックし、「ストアを追加」を選択
- テーマや基本情報を設定
- プランを選び、決済・配送・商品登録などを実施
- スタッフ権限や在庫連携を整備
Plus限定でできること
- 在庫一元化:複数ストアの在庫を同期
- B2B販売:法人向け価格や取引管理が可能
- 購入フローのカスタマイズ:チェックアウトをブランドごとに変更
- 業務の自動化:返品処理やVIP特典などを自動設定
成功事例
One Retail Groupさん
6か月で12ストアを展開し、海外売上を3倍に拡大。
Simon Pearceさん
Shopify Plusで基幹システムを統合し、リアルタイム在庫反映と業務効率化を実現。
出典:How Simon Pearce Unified Retail, DTC, and B2B Operations with Shopify
管理をラクにするアプリ5選
- Matrixify:商品・顧客データの一括管理
- Shopify Markets:1ストアで多言語・多通貨を対応
- POS Pro:実店舗とオンラインの在庫を統合
- Inventory Planner:在庫切れや過剰在庫を予測
- Gorgias:複数ストアの問い合わせを一元管理
まとめ
Shopifyで複数ストアを運営する場合、ストア数 × プランの月額に加え、アプリ代や決済手数料などがコストに影響します。
規模や事業フェーズに応じて「個別プラン」か「Shopify Plus」かを選ぶのがポイント。
しっかり比較して、最適なストア運営を進めていきましょう!